4月7日午後、JR宇都宮駅前に新しくできた音楽を楽しむスペース"POPfREAK"で、レコードライブが開催されました。ゲストDJにピーター・バラカン氏と、今なにかと話題のレーザーターンテーブルを製造しているメーカー「エルプ」の竹内さんによるコンビを迎え、いい音を楽しむ=文字通り「音楽」を味わうひとときを体感しました(なお、写真はすべて飯田さん撮影&提供です。ありがとうございます)。
今回のお題は、今年3月に84歳で亡くなったart directorのGary Burdenが手がけたレコードジャケットを紹介しながら、そのアルバムを聴くというもの。CD世代の私にとって、CDでしか手にしたことのない馴染みのアルバムのジャケットは、かなりこだわってつくっていたことに今更ながらに驚きました。
レーザーターンテーブルという、レコード針ではなく、レーザーをレコードの溝に照射して音を再生するというちょっとビックリなマシーンと素晴らしいアンプとやたらデカイスピーカーで、迫力ある音を全身で浴びたという感じでした。
途中、イラストレーターでPOPfREAKの精神的音楽的支柱でもあった故・今村幸治郎さんを偲んで、思い出のアルバムから6曲を紹介しつつ、全部で22曲、あっという間の3時間でした。
外はあいにくの天気でしたが、会場な熱気と笑いに包まれ、レコードのもつ可能性と音楽の楽しみ方の多様性を実感できたひとときでした。